『神を見た犬』ディーノ・ブッツァーティ2009年05月04日 16時35分56秒

光文社古典新訳文庫なんていう大げさな文庫。
ちっとも古典じゃないじゃないか!
たかだかここ100年くらいの作品ばかりだ。
それを古典って。ちょっと。

ま、それはともかく。
久々に愉しかった!読書が。
こういうの書く人、日本にはいない。
幻想文学って括りになってはいるけど、
決してそうは感じなかった。
しっかりとリアルな「人」が書かれている。

ただ、やっぱり自分の好みは変わっているのかなぁ。
他の人があまり食いつかない作品に惹かれた。
『コロンブレ』や『七階』は誰が読んでも同じように
興味を持つところだと思うけど、
やっぱり自分的には『グランドホテルの廊下』!
昔のピンクパンサーを観ているような。
あの実写版のほうね。
なんかたまらんなぁ。